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ワキガの治療方法は、大きく「保存的治療」と「手術療法」に分けられます。
腋毛(ワキゲ)の処理や制汗剤、レーザーによる脱毛などが保存的治療にあたります。一方、切開が必要な治療が手術療法です。
手術療法は、保険が適用され、手術後に9割以上の方が臭いが気にならなくなります。臭いが強い場合には手術療法がおすすめです。
ここでは、ワキガの治療方法の中でも代表的な「皮弁法(反転剪除法)」と「皮下組織吸引法」「ボツリヌス注射」の3つについて解説します。
皮弁法(反転剪除法)とは、ワキのシワに沿って、3~5cmほど切開し、ワキガの原因である「アポクリン汗腺」を切除する手術です。「剪除法(せんじょほう)」「直視下摘除法(ちょくしかてきじょほう)」と呼ばれることもあります。
皮弁法では、目視下でアポクリン汗腺のある層を剪刀(はさみ)で切除し、ワキガの原因を根本から解決することが可能です。ワキガ治療の中でも、腋臭症に対する治療効果が最も高い治療といわれています。
手術時間 | 両側:1.5時間~2時間 |
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術後の過ごし方 | 3日ほどワキの圧迫を行う できるだけワキを動かさないようにする |
抜糸 | 1週間後 |
効果 | アポクリン汗腺をほぼ除去できるので、臭いがほとんど気にならなくなる |
保険診療 | ワキガの程度が強い方は保険適応 |
脇下に3mmほどの小さな穴を開けて、「カニューレ」と呼ばれる吸引管を差し込み、アポクリン腺を吸引する手術です。
皮弁法よりも傷口が小さく、目立ちにくいことから、術後の傷を気にされる方に選ばれています。
しかし、皮弁法のように目視でアポクリン腺を確認しながら除去できないので、確実性が下がることが欠点です。技術力のある医師が丁寧に吸引すれば、90%以上のアポクリン腺を除去できるといわれています。
手術時間 | 両側:1時間 |
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術後の過ごし方 | 3日ほどワキの圧迫を行う できるだけワキを動かさないようにする |
抜糸 | 1週間後 |
効果 | アポクリン汗腺の大部分を除去 (90%程度) |
保険診療 | 保険適応外 |
ボツリヌス注射(ボトックス注射)は、発汗自体を抑えるワキガ治療です。施術を受けると、脇の蒸れが減り、ワキガの臭いが軽減されます。
1回の注入で4か月〜6か月間効果が持続します。手術を避けたい方や、未成年の方におすすめのワキガ治療です。
手術時間 | 両側:15分程度 |
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術後の過ごし方 | 特別なケアは不要 |
抜糸 | 不要 |
効果 | 発汗自体を抑制 |
保険診療 | 保険適用外 |
ここからは、皮弁法によるワキガ治療のメリット・デメリットについて解説していきます。
皮弁法によるワキガ治療の最大のメリットは、臭いの原因である「アポクリン腺」をしっかりと除去できることです。
実際に、皮弁法によるワキガ治療を受けた方の9割以上が効果を実感できています。なお、アポクリン腺は、再生しないため、一度除去すればワキガのニオイに悩まされることがなくなるでしょう。
皮弁法によるワキガ治療には、下記のようなデメリットがあるため、治療を受ける前に把握しておきましょう。
最大のデメリットとして、切開の傷跡や色素沈着が残ることが挙げられます。
皮弁法によるワキガ治療のリスクや副作用について下記にまとめました。
感染 | 細菌やウイルス等による炎症が生じることがあります。 |
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血腫 | 術後、皮下や臓器からの出血が起こり、血液が貯留することがあります。 |
出血 | 手術中・術後に出血があります。 |
瘢痕(創跡) | 多少の傷跡が残ります。 |
肥厚性瘢痕(ケロイド) | 膨らみや硬さが強く現れることがあります。 遺伝性のため術前に防御できない傾向になります。 |
色素沈着 | 瘢痕の1つで、色素の沈着が主な原因です。 |
アレルギー | 薬剤や金属、テープなどによって発症することがあります。 心配な方は事前に医師にご相談ください。 |
左右非対称 | 手術後稀に左右非対称が気になる方もいます。 |
MYビューティクリニックは、お仕事や学業、家事・育児などで日中お忙しい方でも通えるように平日はもちろんのこと、土日も19時まで診療を行っております。※午後の最終受付は18:30となります。
また、東京の銀座・新橋・有楽町から徒歩圏内で非常にアクセスしやすいクリニックです。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 | - | - | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
午後 | - | - | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
施術時間 | 両脇で1.5時間~2時間 |
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施術後の通院 | 術後4〜5日にタイオーバーを除去 術後5〜7日で包帯を外す 2週間後に抜糸 |
腫れや内出血 | 1〜2ヶ月 |
カウンセリング当日治療 | 基本的に不可 感染症の血液検査結果があれば可能 |
入院の必要性 | 不要 |
麻酔 | 局所麻酔 |
Supervising Doctor
経歴
資格等
INFORMATION
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■午前 10時~14時(13時30分最終受付)
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