エムセラは、高密度焦点式電磁(ハイフェム)を用いて、骨盤底筋を強化することによって、
尿失禁の症状を改善する治療法です。
‖エムセラの作用機序
ハイフェムは運動ニューロンを選択的に活性化させ、通常の骨盤底筋体操では到達できない強力な筋収縮を引き起こします。
このような筋収縮は膀胱を支えている骨盤底筋の筋力をつけ、排尿のコントロールを取り戻します。
服を着たまま座っているだけで骨盤筋膜を鍛えることができるので簡単に治療ができます。
治療機器に30分座っている間に高密度焦点式電磁のエネルギーが骨盤底筋全面を刺激し、1回の施術で約1万7040回の
超極大筋収縮が誘発されて筋肉を強化します。
‖エムセラの効果
骨盤底筋の強化により、尿失禁の改善効果や、出産後の膣のゆるみの改善、膣粘膜のたるみ改善効果がございます。
また、勃起不全の回復効果もございます。
エムセラ®は高密度焦点式電磁(ハイフェム®)技術を用いて骨盤底筋を非侵襲的に強化する尿漏れ・お湯もれに対する
新しい治療法です。
ハイフェム®技術は筋肉をつかさどる運動ニューロンにのみ作用し、組織の深部に強力な筋収縮を誘発します。
エムセラ®独自のハイフェム®エネルギーは骨盤底全面に対し最大10cmの深さまで浸透し、
そこで脳とは無関係の超極大筋収縮(強縮)を高い反復率で誘発します。
その結果、エムセラは治療1回28分間の治療では約17,000回の筋収縮が得られます。
こういった通常のケーゲル体操で達成できない筋収縮の強度および回数により、骨盤底筋を効率的に鍛えることで、
結果として筋原線維の成長につながります。
実際の治療前後の骨盤底筋を刺激した前後の超音波画像では、優位に骨盤底筋が鍛えられていることがわかります。
‖女性器の加齢
子宮、卵巣、腟といった女性器は女性ホルモンの一種であるエストロゲンの作用を強く受けている器官です。
年齢を重ねるにしたがってエストロゲン分泌量が低下してくると、お肌の弾力やうるおいが失われていくように、
腟も老化して「腟萎縮」が起こります。
膣萎縮が始まると膣内のうるおいがなくなり乾燥し、膣壁も弾力のないペラペラな状態になり、傷つきやすくなります。
膣萎縮が進むと外陰部の変化に加え、乾燥、かゆみ、におい、性交痛、ゆるみや尿失禁などの排尿障害を引き起こし、
QOLに深刻な影響を及ぼします。
エストロゲン分泌量は40歳頃から急激に減少していくので、膣萎縮は女性なら誰にでも起こりうることです。
膣萎縮が起こることで様々な不快症状が発生します。
腟の血流低下によって腟内が乾燥し、分泌物が低下することにより、性交痛や乾燥、かゆみ、灼熱感の原因となります。
粘膜コラーゲンの減少により、膣のひだがなくなり、薄くペラペラになることで、性交痛の原因になります。
これらの緩和、症状改善の効果を発揮するのがエムセラです。
‖膣ハイフとの違い
膣内に挿入したハンドピースから超音波を膣粘膜下に集中して当てて熱を発生させ、熱で縮んだコラーゲンを治そうとする働きで新しいコラーゲンが生み出され、膣に弾力が生まれ厚くなり膣のたるみが改善させる。
その結果、骨盤底筋群が下降しなくなり、尿もれなどの症状が改善します。
膣に働きかけるのが、膣ハイフでエムセラは骨盤底筋自体の改善を図る治療というのが、大きな違いです。
‖エムセラがおすすめの方
・膣のゆるみがきになる方
・尿漏れ(40歳以上の女性の約40%)
・お湯もれをするようになった方
・ぽっこりお腹がきになる方
‖尿漏れの種類
あなたの尿漏れは5種類のうち、どの症状に当てはまりますか?
尿失禁は自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまうこととして定義されます。
世界中の尿失禁で悩む人の数は国の人口で考えると、中国とインドに次いで、3番目に多い人口となります。
日本国内では、20〜64歳の女性を対象とした調査によると尿失禁の発生率が16.7%だと分かりました。
①腹圧性尿失禁
お腹に力が入ったときに尿が漏れてしまう状態を指しています。
咳やくしゃみ、大笑いをしたとき、重いものを持ち上げた時、運動中に激しい動きをした時などに発生します。
加齢、出産、閉経や生活習慣(運動不足、肥満など)が原因だとされています。
腹圧性尿失禁は最も頻繁に発生する尿失禁です。
②切迫性尿失禁
急にトイレに行きたくなり、我慢できずに漏れてしまう状態です。
冷たいものを触った時や水の音を聞いた時に発生することもあります。
切迫性尿失禁の症状がある状態を過活動膀胱と読んでいます。
膀胱のコントロールが失われ、尿の量が少なく膀胱が膨らんでいない時でも過剰に収縮してしまう結果、
尿意切迫感が急激に起こります。
こういった切迫感が尿もれを伴う場合、切迫性尿失禁と判断されます。
ストレスや神経の病気などが原因だと考えられています。
また、男性の場合は前立腺肥大症も切迫性尿失禁につながる場合があります。
③混合性尿失禁
腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁をあわせた症状が、混合性尿失禁となります。
④溢流性尿失禁
尿道が詰まることで尿が出にくくなり、残尿が不随意に膀胱からあふれる病態です。
尿意を感じないため、膀胱が膨らんで尿が漏れてしまうケースも含めます。
前立腺の問題(前立腺肥大症、前立腺がん)に関連することが多いため、男性における発生率が高いと報告されています。
神経が正常に機能しなくなることも原因の一つとして考えられます。
⑤機能性尿失禁
排尿機能や骨盤臓器の問題には関係なく、身体運動機能の低下や認知症などといった精神機能の低下が原因で起こる尿失禁です。
病気でトイレに行く必要があることに気づかなかったり、無関心になったりする場合、機能性尿失禁であれるとみなされます。
エムセラは尿失禁の中でも、腹圧性尿失禁や切迫性尿失禁の2種類にアプローチが可能です。
必要な治療回数は、1クール6回とされており、1回の治療後から改善を実感できます。
吸水パッドの使用数が研究により、75%減少した結果を得られております。
‖治療イメージ
ぽっこりお腹に
女性の尿漏れ、お湯漏れにも
骨盤底筋群の強化
骨盤底筋は自分で鍛えることが非常に難しい筋肉です。尿失禁治療だけでなく、加齢や出産に伴う性的不快感や腰回りのダイエットに対しても適している治療法です。
膣トレ
服を脱がないまま治療機器に30分間座るだけで簡単に鍛えることができます。日常生活の制約はないため、いつも通りに過ごすことができます。
ご予約
WEB、LINEやお電話にて
ご予約をお取りください。
カウンセリング・診察
患者様のお悩みやご希望をおうかがいするカウンセリングと専門の医師による診察をしっかりとおこなったうえで最適な治療をご提案します。ご不明な点などがあれば、お気軽にご相談ください。
施術
治療時間は約30分程度です。
施術終了
施術後、筋肉痛や一時的な尿もれが発生することがありますが、数日以内におさまります。
筋肉が収縮する感覚はありますが痛みはありません。
1回で効果を実感される方もいますが、基本は1クール6回受けて頂くと半年程度効果は持続します。
1回の治療は30分低尾、1~2週間に1回で6回の治療が標準的です。
エムセラ®の治療では服を着用したまま受けられます。
金属類のみ外していただくようお願いしております。
エムセラ®の治療は性別問わず受けていただくことができます。
男性の場合は、自分では鍛えにくい骨盤底筋群を鍛えることができます。
骨盤底筋を非侵襲的に鍛えることによって尿失禁の改善および性的満足度の向上をもたらす新しい治療法です。
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