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「ED-MAX(ヤングストロンガー)」とは、勃起不全や勃起障害の改善に効果が見込める低強度な衝撃波治療です。
スイスの医療機器メーカーStorz Medical社製の医療機器「CELLIMPACT®(セルインパクト)」を用いて、ペニスの血管に低強度の衝撃波を照射することで、血管新生を促し、血流改善をもたらします。勃起力や勃起の持続性の向上、性的快感の増加が期待できます。
外科手術や薬物療法とは異なり、副作用などのリスクが少なく、身体に負担がほとんどない非侵襲的な治療法です。
ここでは、ED-MAXの治療を受けることで期待できる効果や痛み、治療時間・期間、リスクなどわかりやすく解説していきます。
ED(勃起障害)の定義は、「性交時に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないために、満足な性交が行えない状態」となっています。
ED治療専門クリニックである「浜松町第一クリニック」が実施した「日本のED(勃起不全)有病者数調査2022」によると、深刻なEDに悩まされている人の割合は20代で14.4人に1人、30代で10.3人に1人、40代で8.4人に1人、50代で5.6人に1人、60代で3.5人に1人、70代で2.1人に1人、全体では5人に1人という結果が明らかになりました。
年齢 | 深刻なEDに悩まされている人の割合 |
---|---|
20代 | 14.4人に1人 |
30代 | 10.3人に1人 |
40代 | 8.4人に1人 |
50代 | 5.6人に1人 |
60代 | 3.5人に1人 |
70代 | 2.1人に1人 |
全体 | 5人に1人 |
原因・ リスクファクター | 特徴 |
---|---|
糖尿病 | 35~90%の糖尿病患者(血管障害を引き起こす)がEDを発症している |
加齢 | 世界中の疫学調査に共通して加齢がEDの最重要リスクファクターとさている |
運動不足による 肥満 | 肥満度(BMI)が増加するに伴い、EDリスクが上昇しいる EDの悪化はBMIと正の相関を示している |
心血管疾患 | 神経や血行動態、生理活性物質といったバランスが崩れ、EDや血圧という症状を引き起こす可能性がある |
喫煙 | 「陰茎海綿体」や「陰茎動脈」の血管内皮の障害を起こす可能性があ |
テストステロン 低下 | 男性ホルモンの一種である「テストステロン」とEDの関係に一定の見解はいものの、勃起に必須のホルモンといわれている |
慢性腎臓病・ 下部尿路症状 | 慢性腎臓病による「血流障害」「神経障害」「ルモン異常」などがED罹患率の上昇の原因となりうると考えられる |
神経疾患 | 勃起が神経によって制御されることから、中枢神経・末梢神経を害すると考えられる |
外傷・手術 | 脊椎損傷などの外傷や手術による局所への神経ダメージがEDをき起こす可能性がある |
精神疾患 | 情緒的な問題やストレスなど精神疾患はED発症の罹患率が高いとれている |
薬剤 | 常用する薬剤の副作用によりEDを発症する可能性があるとくに、中枢神経や末梢神経に作用する薬剤、循環器系に作用する薬剤、消化管に作用する薬剤など |
睡眠時無呼吸 症候群 | REM睡眠障害による夜間勃起現象の障害、テストステン低下、交感神経過剰興奮などが影響する可能性がある |
EDは、おもに加齢や動脈硬化による「血管内皮細胞機能障害」と関係があると言われています。衝撃波治療は、勃起に関わる陰茎の血管に働きかけるため、ED改善の効果が期待できるのです。
陰茎に低出力の衝撃波を照射することで、陰茎海綿体を揺すり、刺激をします。
衝撃波による刺激が新たな血管の形成に必要なVEGF(血管内皮細胞増殖因子)の放出を促します。
これにより、増殖性細胞核抗原(PCNA)が生成され、血管新生が起こるのです。血管の若返りや毛細血管の増加につながるため、血流低下が原因であるEDの根本的な改善が期待できます。
増殖性細胞核が生成され、新しい血管を形成していきます。そのため、血管内皮細胞機能と血流動態の改善が期待できます。
なお、勃起時の性的快感や性行為の質が向上するといわれています。
1回約20分で治療は終了するため、通院時間の負担が少ないです。
ED-MAXはわずかな衝撃波により血管新生を促す治療であるため、治療中の痛みもほとんどありません。照射後に陰茎が熱いように感じることがありますが、それは血管拡張によるものですので正常な反応だといえます。
横になって施術を受けるだけで治療が完了するため、患者様の治療時における負担も抑えられています。
1クールの治療回数が週1〜2回、計6回で終了します。施術回数1〜2回目の段階で効果が出始める場合があります。(個人差がございます)
第4世代前のED1000の場合は、治療回数6回〜12回が推奨されていましたが、最新の医療機器「セルインパクト」を用いたED-MAXなら6回で終了するので負担も軽減されます。
ED MAX(セルインパクト)は、陰茎の勃起を左右する血管そのものに働きかけます。
極低出力衝撃波の照射により、血管拡張作用をおこして血流改善が期待できるため、EDの原因である血管障害の治療ができます。
また、ED治療薬を使用せずに根本治療ができるため、副作用に悩まされることもありません。
ED-MAXは、ED治療薬を服用できなかった人でも治療を受けられることが大きな特徴です。ED治療といえば、バイアグラやレビトラ、シアリスといった内服薬を処方して治療を進める傾向にあります。
しかし、これらは勃起の妨げとなる「PDE-5(リン酸ジエステラーゼ5)」という酵素を抑える働きをすることや、心臓病などの持病のある方は服用できないといった欠点がございます。
ED-MAXは、ぺスニに低強度の衝撃波を照射し、新たな毛細血管を作って、EDを改善する最新の治療方法であるため、「ED治療薬の服用がNG」な方でも受けていただけます。なお、ED-MAXはED治療薬を内服している方でも併用できます。
下記に該当するものがなければ、ED-MAXの治療を受けていただくことが可能です。
・重篤な血液疾患がある方
・治療前6ヶ月以内に、心筋梗塞や不整脈を発症している方
・悪性腫瘍がある方
・照射部位に化膿性疾患がある方
ED-MAXの治療を受けることで下記の効果が期待できます。
・勃起力の向上
・勃起の持続力の向上
・性的快感の増加
セルインパクトという医療機器を用いて、陰茎の血管に衝撃波を与えることで、新しい血管の再生を促します。その結果、性的快感を得たときに、血流が陰茎に届くようになり、勃起力や持続力の向上につながります。
併せて、性的快感を得やすくなるメリットもあるので、パートナーとの性交渉の時間も充実するでしょう。
ED治療の際、第一の選択肢として推奨されているのはED治療薬の処方です。
しかしながら、当院で扱っているED治療薬「シアリス」の成分に対し、過敏症の既往歴がある方や重度の肝障害をお持ちの方には、ED治療薬を処方できません。
一方、ED-MAX|ヤングストロンガーは重篤な副作用の報告はなく、ED治療薬の処方が困難だと診断された方に対しても施術を行える治療法です。
ED-MAXによく似た治療法として「レノーヴァ」が挙げられます。レノーヴァとは、ED-MAXと同じ衝撃波療法で、低出力の衝撃波を陰茎海綿体に照射することにより、血管新生を促す医療機器です。
レノーヴァは、イスラエルのダイレックス社が開発しており、ED-MAXはスイスのStorz Medical社が開発・製造し、Medical Logic(メディカルロジック)株式会社によって輸入されています。
第一世代の装置「ED1000」は、1クール6回〜12回の照射が推奨されていますが、第2世代のレノーヴァは1クール4回照射で完了するため、世界的に注目されています。しかし、ED-MAXが登場し、即効性の高さや、心因性EDにも効果が期待できる点で差別化が図られ、多くの方からED-MAXが選ばれるようになっています。
出典:Efficacy and patient satisfaction of low-intensity shockwave treatment for erectile dysfunction in a retrospective real-world study in Japan - PubMed
ED-MAX|ヤングストロンガーは、身体を傷つけない非侵襲的な治療法です。そのため、手術をする必要がなく、手術のリスクによる恐怖心や不安を抱える方に対しても、安心してご提案できます。加えて、ダウンタイムもほとんどございません。
ED-MAX|ヤングストロンガーは、陰茎に直接刺激を与える施術法であるため、内服薬やその他治療法では改善が難しい症例にも効果が期待できます。そのほか、内服薬に対して重篤な副作用があり、処方が困難な方に対しても治療を提案できます。
ED-MAX|ヤングストロンガーは、1回20分程度、平均6回の施術で効果を感じられることが多く、その効果も1年間持続することが報告されております。通院回数・通院時間の負担軽減にも期待が持てます。
ED-MAXは、ペニスに専門装置をあてて、7か所に毎秒1〜8ショットの衝撃波を直接照射します。施術時間は20分程度で、計6回行います。
「週1回のペース×6回」の6週間で治療を進めることも可能です。あるいは、「週2回のペース×6回」で3週間で治療を完了するケースもございます。当院では、中3日あけるルールに最近施術間隔変わったので、このカレンダーの表記を修正してください。
治療効果には個人差があり、治療スケジュールも合わせて変更する可能性があります。カウンセリングの際に、ご希望をお伝えいただけますと効果的な治療スケジュールをご提案いたします。
下記には、週に1度のペースで通院し、6週間の期間をかけて治療を進める場合の変化をまとめました。
勃起不全(ED)の要因は多岐にわたり、複数の要因が重なって発症することも多い症状です。前述したように、EDは原因の種類から「心因性ED」「器質性ED」「薬剤性ED」「混合型ED」の4つに分類できます。
ここからはEDの要因を次の3つにわけて解説します。
まず、身体的要因として「血管系の問題」「神経系の障害」「ホルモン異常」「生活習慣に関する要因」「薬剤の副作用」などが挙げられます。
「血管系の問題」は、EDの一般的な原因のひとつです。
勃起には十分な血流が不可欠なため、血管に問題がある場合、正常な勃起が難しくなります。
心理的要因として「ストレスや不安」「うつ病」「トラウマ」「自尊心の低下」などが挙げられます。
「ストレスや不安」は、EDに大きく影響する心理的原因のひとつです。
日常生活における仕事や経済的なストレスは、性機能にも悪影響を及ぼしてしまいます。慢性的なストレスは、体内のコルチゾールレベルを上昇させ、テストステロン生成を抑制してしまう可能性があります。
「加齢」は、それ自体が直接的にEDを引き起こすわけではありません。
しかし、年齢を重ねるにつれてEDのリスクは確実に高まってしまいます。加齢に伴う生理的変化が複合的に作用し、勃起機能に影響を与えます。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
午前10:00~14:00 | - | - | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
午後15:00~19:00 | - | - | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
バルデナフィル | シアリス | バイアグラ ※当院では取り扱っておりません。 | |
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成分の特徴 | 体内への吸収が早い | 体内への吸収が遅い | 体内への吸収が早い |
効果が出始める時間 | 服用後、30分程度 | 服用後、1時間程度 | 服用後、30分~1時間程度 |
効果が最も高い時間 | 服用後、45分程度 | 服用後、1~4時間程度 | 服用後、1時間程度 |
服用する推奨タイミング | 性行為を行う1時間程度前 | 性行為を行う3時間程度前 | 性行為を行う1時間程度前 |
食事の影響 | 受けやすい (700kcal以上、脂質の割合が3割以上で効果が落ちる) | ほとんど受けない (800kcal未満であれば影響を受けない) | 受ける (食前の服用が推奨される) |
所要時間 | 20分程度 |
---|---|
痛み | 稀に軽微な鈍痛 |
通院回数 | 1クール約1~2カ月 |
ダウンタイム・副作用 | ダウンタイム・副作用はございません。 |
飲酒 | 施術当日は飲酒を控えてください |
治療が受けられない方 | ■重篤な血液疾患を有する患者 ■治療前6ヶ月以内に、心筋梗塞・不整脈を発症している患者 ■悪性腫瘍を有する患者 ■成長期の子ども ■照射部位に化膿性疾患を有する患者 |
□ | 勃起を維持する自信はありますか |
□ | 性的刺激による勃起時に挿入可能な硬さになりますか |
□ | 性交の際に挿入後に勃起を維持できますか |
□ | 性交を終了するまで勃起を維持することができますか |
□ | 性交を試みた時に満足できましたか |
1. 受診条件の確認(PCやスマホ、クレジットカードの保有の有無)
2. クロンWEB版へアクセス
3. 新規登録・情報登録
4. クロン施設コードから医療機関を検索(クロン施設コード「763a」)
5. 予約日時選択と基本情報の入力・診察申込
6. 診察前の準備
7. 診察
8. 診察終了
9. お薬、処方箋を送付
医師の診察のもと、当院で処方可能なお薬であれば、ご自宅に郵送いたします。
「ED診療ガイドライン第3版」によると、慢性的な運動不足はEDにつながる危険因子(リスクファクター)とされています。内臓脂肪が増えると、動脈硬化を引き起こし、勃起に必要な血液が陰茎まで行き届かなくなるからです。
陰茎動脈は直径約1mmほどと非常に細い特徴があり、動脈硬化の影響を受けやすいといわれています。また、運動不足は肥満や高血圧、糖尿病などの生活習慣病を発症し、EDを引き起こす原因となることもあります。EDを予防および改善するには、定期的な運動を取り入れることが大切です。
具体的には、有酸素運動や筋トレ、骨盤底筋群を鍛えられるストレッチや体操などがおすすめです。
運動 | 詳細 |
---|---|
有酸素運動 | ・EDの原因となる動脈硬化による血流悪化を改善 ・脂肪燃焼効果も期待できるため、肥満や糖尿病といった生活習慣病のリスクを下げる |
筋トレ | ・血流を改善し、テストステロンの分泌を促す ・ストレスの軽減につながる |
骨盤底筋群を鍛えられるストレッチや体操 | ・勃起時の血流改善につながる |
EDの予防および対策するためには、食生活の見直しが必要になります。栄養バランスが乱れた食生活を続けていると、血液中の脂質や糖質が増え、陰茎に血液が行き届かなくなるからです。
とくに脂質の多いジャンクフードを食べ過ぎると、肥満やメタボリックシンドローム、糖尿病などにつながる恐れがあるので注意が必要です。EDの改善・予防に効果的な栄養素と多く含まれる食材を下記にまとめたので、意識して摂取しましょう。
栄養素 | 食品例 |
---|---|
亜鉛 | 牡蠣/レバー/ウナギ/牛ヒレなど |
シトルリン | スイカ/メロン/キウイ/にんにくなど |
DHA・EPA | サバ/サンマなど |
ビタミンE | アーモンド/アボカド/赤ピーマンなど |
喫煙は勃起不全(ED)のリスクを高める要因だとわかりました。日本泌尿器科学会のEDの診療ガイドライン【第3版】では、ED患者に対して、禁煙指導を行うことが推奨されています。
喫煙は動脈硬化を引き起こすだけではなく、ニコチンによる血管収縮作用もあるため、EDの発症に影響を及ぼします。
なお、喫煙はがんや脳卒中、心筋梗塞といったさまざまな病気のリスクを下げることにつながるため、今後の健康のためにも取り組むべきだといえます。
飲酒習慣とEDの発症率に関する臨床データは現時点ではありません。しかし、習慣的な飲酒が肥満や動脈硬化に繋がることは報告されているため、過度な飲酒は控えるべきだといえます。
厚生労働省によると、1日あたりの飲酒量は、純アルコール換算で20g程度が適量とされているため、これを一つの目安とするのも良いでしょう。
お酒の種類(アルコール度数)ごとに1日の摂取量の目安をまとめたので、参考にしてみてください。
お酒の種類 | 1日の摂取量の目安 |
---|---|
ビール(5%) | 500ml(中瓶1本) |
焼酎(25%) | 100ml(グラス1/2杯) |
ワイン(12%) | 200ml(グラス2杯弱) |
ウイスキー(43%) | 60ml(ダブル1杯) |
精神的なストレスがEDの発症につながるといわれています。自分に合うストレス解消法を見つけて緩和させましょう。
ストレス解消法として、瞑想やヨガなどの「リラクゼーション」、「心理カウンセリング」「健康的な生活習慣」などが挙げられます。パートナーとのコミュニケーションを円滑化し、改善を図る「カップルセラピー」「カップルカウンセリング」などもあるので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
銀座駅C3出口からの行き方
①銀座駅C3出口を出てすぐ右折します。
②直進し、横断歩道を左折し渡ります。
③横断歩道を渡ったら右折し、直進すると、左手にMYビューティクリニックの入っているビルが あります。
④4FがMYビューティクリニックです。
銀座駅B7出口からの行き方
①銀座駅B7出口を出て左折します。
②横断歩道手前を左折します。
③横断歩道を渡ったら右折し、直進すると、左手にMYビューティクリニックの入っているビルが あります。
④4FがMYビューティクリニックです。
Supervising Doctor
美容医療を通じて美しさを最大限引き出し、皆様を笑顔にすることが私のポリシーです。年齢を重ねることでシワ・たるみなどのエイジングが生じます。
しかし、お一人おひとりによってご状態やライフスタイルは異なります。
画一的な治療ではなく、解剖学に基づいた最適なオーダーメイド・アンチエイジング治療をご提供しております。
形成外科専門医・大学病院医局長として勤務した経験から、エビデンスのあるハイセンス・ハイクオリティな施術をぜひご体感ください。
医師 喜田村 勇大朗
経歴
資格等
INFORMATION
診療時間
■午前 10時~14時(13時30分最終受付)
■午後 15時~19時(17時45分最終受付)
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最寄駅
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