美容コラム

美肌治療 2023.6.13

高性能肌診断機VISIAって?

VISIAとは

VISIA(ビジア)とは、最新のカメラと分析技術で肌のしみ・しわ・毛穴などを項目別に肌の状態を細かく分析し肌年齢などを解析することのできる肌診断器です。

カラー写真とUV写真で顔を撮影し、肌の状態を分析します。目視では確認できないしみやしわ、加えて肌年齢まで画像から解析することができます。

広範囲を照らす照明効果と3次元ポジションマッチング機能を備えています。

そのため、陰影による写真の色調変化や撮影位置のズレによる画像解析の誤差を防ぎ、肌の状態を正確に解析できるのです。

また、VISIAはカラー写真とUV写真、両方の機能を持ち合わせていることも特徴です。カラー写真によりしみやしわ、毛穴、肌の色ムラを解析。

UV写真により隠れジミやニキビ菌を解析し、正確な肌の状態を診断することができます。

 

また、VISIAは肌診断の解析データを多く蓄積しています。

ご自身の解析結果と比較することで、肌年齢を診断することも可能です。VISIAを使って自分のお肌を診断し、より適切な肌質改善治療を行うことが可能です。

特に、MYビューティクリニックではコースで通院いただいている患者様には、初回、中間、最終とVISIAの撮影を徹底しております。

継続して通院いただいている患者様のお肌の状態を客観的に一緒に確認しながら、最適な治療方法のご提案をさせていただいております。

 

VISIAの特徴

VISIAには下記の3つの特徴があります。

•   同じ年齢層の人の肌質と比較できる

•   肌だけでなくまつ毛の状態も分かる

•   肌診断について正確な解析結果が得られる

VISIAは、肌診断の解析データを多数蓄積しています。蓄積しているデータの数は10万件以上あり、その中に日本人のデータは約11,000件以上にものぼります。

ご自身の診断結果を同じ年齢層の平均値と比べて、客観的に肌質を知ることが可能です。

VISIAでできるのは、肌の解析だけではなく「まつ毛」の長さや量も同時に計測することが可能です。

目を閉じた状態の画像から根元のラインを決めて、まつ毛の長さと量の平均値を計測し、5段階で評価します。まつ毛の測定機能にから、マスカラによるボリュームアップ効果や、ロングラッシュ効果を数値で把握することができます。

ルミガンやグラッシュビスタなどを使用したまつ毛の育毛効果も測定することができます。

VISIA撮影でわかること

VISIAの肌診断で解析できるのは、以下の8つの項目です。

•    シミの色・大きさ・形

•    毛穴の数・形

•    隠れジミ

•    ニキビ菌(ポルフィリン)

•  シワの数

•     肌のキメの細かさ

•      肌の色ムラ・赤み

•      肌年齢

項目ごとに測定できる内容を詳しく解説いたします。

①しみ

色、大きさ、形の3項目を元に、カラー画像から 肌表面の色素沈着を全て解析します。

肉眼では判別しにくい、薄いしみや肝斑、そばかすも確認できますので、未然にしみ予防の対策のご案内が可能になります。

②毛穴

毛穴は、周辺部位より凹んでいて陰影がある特徴を元に、解析を行います。

v毛穴の数や形を読み取ることができます。VISIAでは肉眼で見えにくい毛穴の開きを解析できるので、肌トラブルを未然に防ぐことができます。

③隠れジミ

VISIAで測定できるのは、既に肌の表面に見えているシミだけではありません。まだ肌の表面に現れていない隠れジミまで測定することが可能です。

VISIAによる肌診断の結果をもとに、隠れジミに対する早期治療を行うことで、肌の表面に現れるシミを予防することができます。

④ポルフィリン

VISIAはUV写真により、ニキビ菌の原因となるポルフィリンを撮影します。

UV光に反応して光るポルフィリンの量を解析することにより、ニキビができやすい肌質か、ニキビがどこにできやすいかを判別することが可能です。

ポルフィリン(ニキビの元になるアクネ菌の代謝物)の量を解析することで、より患者様に合ったニキビの治療方法のご提案が可能です。

⑤しわの数

しわは細い線形で、周辺の皮膚色より暗いという特徴を捉えて解析します。

肌表面のしわの数を画像解析します。「細い線状で、周辺の肌の色と比べて暗い」というシワの特徴をもとに、分析可能になります。

⑥肌のキメの細かさ

皮膚表面の滑らかさを解析することにより、皮膚の均一性を解析します。

一定範囲内の中心の色とその他の色を比較し、皮膚の凹凸を判断します。肌の表面の色が均一であれば、肌のきめが細かいと判断します。

⑦肌の色ムラ・赤み

肌の色は主にメラニンとヘモグロビンという2つの要素の量により変化します。

メラニンの量が多いと黒っぽい肌色に、ヘモグロビンが多いと赤みがかった肌色になるのです。

VISIAはメラニンとヘモグロビンを分離して画像化することにより、肌の色ムラや赤みを測定します。

赤ら顔やニキビ、色素沈着の治療においてVISIAによる肌診断を使用し、治療前後の効果を測ることが可能です。

⑧肌年齢

また最後に肌年齢の診断も可能になります。

VISIAは、10万人(内、日本人は約11,000人)以上の肌診断データを有しています。豊富なデータの中から同じ年齢層の平均値と比較して、ご自身の肌質を客観的に把握することが可能です。

VISIAの肌診断結果ではご自身の肌年齢や、同じ年齢層にいる100人の中でご自身の肌診断結果がどれほどの順位に位置しているのかを知ることができます。

肌診断をおすすめする方

次の項目に該当する方には、VISIAを使った肌診断をおすすめします。

     自分の肌質を知り普段使う化粧品を見直したい

     将来の肌の状態をシミュレーションしたい

     隠れジミを事前に把握して予防したい

     同じ年齢層の肌質と比較したい

     ニキビ治療をしているがなかなか改善しない        

VISIAは肌の状態を項目別に細かく解析し、同じ年齢層の肌質と比較できます。ご自身の肌質を客観的に診断し今後の治療やセルフケアに活かしたい方は、ぜひVISIAによる肌診断をご検討されてみてはいかがでしょうか。

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Supervising Doctor

監修医師

院長 喜田村 勇大朗

美容医療を通じて美しさを最大限引き出し、皆様を笑顔にすることが私のポリシーです。年齢を重ねることでシワ・たるみなどのエイジングが生じます。

しかし、お一人おひとりによってご状態やライフスタイルは異なります。
画一的な治療ではなく、解剖学に基づいた最適なオーダーメイド・アンチエイジング治療をご提供しております。

形成外科専門医・大学病院医局長として勤務した経験から、エビデンスのあるハイセンス・ハイクオリティな施術をぜひご体感ください。

院長 喜田村 勇大朗

経歴

2016年
高知大学医学部医学科 卒業
2016年
岡山大学病院 聖マリア病院
2017年
岡山大学病院 東京北医療センター
姫路赤十字病院
2018年
東京大学医学部附属病院
形成外科・美容外科(専攻医)
2019年
東京大学医学部附属病院
形成外科・美容外科(特任臨床医)
2020年
埼玉医科大学国際医療センター
(病棟医長・助教)
2021年
埼玉医科大学国際医療センター
(医局長・外来医長・助教)
2022年
埼玉医科大学総合医療センター
(再建外科担当・助教)
2023年
都内美容外科クリニック
(豊胸・ボディ形成専門医)
2024年
MYビューティクリニック 院長

資格等

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