美容コラム

美肌治療 2024.4.22

ピコフラクショナルで毛穴やニキビ跡を改善?5つの効果とメリット、デメリットを解説

あらゆる肌悩みを1台で解決

ピコフラクショナルは、ピコレーザーを使用し、レーザーの衝撃波によってコラーゲンやエラスチンの生成を促して、肌質改善を図ることができる治療です。従来よりも治療に伴う痛みやダウンタイムを抑えたうえで、ニキビ跡や毛穴の開きなどの改善効果が期待されるため注目を集めています。
この記事では、ピコフラクショナルの特徴や、期待できる効果、メリット・デメリットについて解説します。併せて、ピコフラクショナルのダウンタイムや、ほかの施術との違い、具体的な治療方法、施術回数・間隔、費用、注意点について詳しくまとめました。
ピコフラクショナルレーザー治療を受けて肌質改善を図り、ニキビ跡や毛穴の開きなどの悩みから解放されたい方に必見です。

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『ピコフラクショナル』

ピコフラクショナルがおすすめな人 銀座Myビューティクリニック

ピコフラクショナルレーザーがおすすめな人

このようなお悩みがある方におすすめ

☑小じわや毛穴の開きを改善したい
☑肌質を改善したい
☑毛穴・ニキビ跡など凹凸肌が気になっている
☑従来のフラクショナルが辛くて断念した
☑小じわなどを予防したい
☑ダウンタイムを長く取れない
☑若々しい肌のを取り戻したい

ピコフラクショナルとは?

ピコフラクショナルとは?解説画像 銀座Myビューティクリニック

ピコフラクショナルとは、1兆分の1秒に1回という頻度で高出力のレーザーを照射し、レーザー光線の密度を高めて、皮膚の深部まで光を照射できる治療法です。
真皮の細胞を刺激することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、小じわやニキビ跡、クレーターなどさまざまな肌トラブルの改善が期待できます。
ピコフラクショナルは、高密度のピコレーザーを照射することで、衝撃波によって皮膚表面を傷つけずに真皮に微小の空胞を作ります。その空洞に刺激を受けると、コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、皮膚細胞の再生力が活性化することで肌質改善効果が期待されるのです。
フラクショナル治療は、ピコレーザーをハチの巣状に収束させて、20倍の高エネルギーゾーンを作ることで照射します。この針状に出力される高エネルギーゾーンを利用して、フラクショナル治療を行います。
また、継続して治療を続けることで、小じわやたるみの改善にも効果的です。従来よりも治療に伴う痛みやダウンタイムが少なく、肌質改善を図ることができるため、注目を集めています。

当院のピコレーザー

ピコレーザーの写真
当院は、アメリカのSyneron-Candera社製(シネロン・キャンデラ)の医療皮膚レーザー・PicoWay(ピコウェイ)を導入しております。
従来のQスイッチレーザーは、照射時間がナノ秒(10億分の1秒)に対して、ピコウェイはピコ秒(1兆分の1秒)単位で発振することができます。照射時間が短くなるとその分、熱発生が軽減されるため、皮膚へのダメージを最小限に抑えることが可能です。
ピコウェイのレーザー発振図
厚生労働省の薬事承認や、米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けているレーザー機器です。
当院では、1,064nm、532nm、2種類の波長のレーザーが照射できるため、様々なタイプの皮膚に対応が出来ます。しみの状態を見ながら医師が適切な波長を選択し、治療を行います。
ピコウェイについて

ピコトーニングやピコスポットとの違い

ピコフラクショナル・ピコトレーニング・ピコスポットは、いずれもピコレーザーを用いた治療です。おもに期待される効果や、効果を実感できるまでの回数、ダウンタイム、治療に伴う痛みに違いがあります。
ピコフラクショナル・ピコトレーニング・ピコスポットの違い

ニキビ跡や毛穴の開きが気になる方はピコフラクショナル、お肌全体のトーンアップを目指している方はピコトレーニング、ピンポイントで気になっている濃いしみがある方はピコスポットを選択すると良いでしょう。
ただし、しみの種類によっては施術を受けられない場合もあるので、カウンセリングや診察を受けて、お肌の悩みや状態を確認した上で治療方法を選択することを推奨します。

ピコフラクショナル ダーマペン
ダウン
タイム
2日~6日程度
※基本的には術後数時間で落ち着く
1日~1週間程度
効果 毛穴、傷跡、クレーター、肌、ニキビ跡、小じわの改善 毛穴、小じわ、ニキビ跡、シミ、たるみ
痛み ほとんど痛みなし 針を使うためチクチクとした痛みあり
費用
(全額)
¥30,800~242,000(税込) ¥17,600~199,800(税込)

関連記事はこちら『ピコスポット』

ダーマペンとの違い

ピコフラクショナルレーザーとダーマペンは、どちらもニキビ跡や毛穴の開きにアプローチする人気の治療法ですが、肌表面に与えるダメージ量が大きな違いとして挙げられます。
ダーマペンは肌に細い針で穴を開けるのに対し、ピコフラクショナルレーザーは、レーザーを細かな点状にして照射し、表皮内にわずかなダメージを与えます。
また、ダウンタイムの長さにも違いがあり、ダーマペンは内出血が起こりやすいため、1週間ほど大切なご予定を控えた方が良いでしょう。一方で、ピコフラクショナルはダウンタイムが比較的短く、腫れやほてりが出ても、施術後数時間で落ち着きます。

関連記事はこちら『ダーマペン4』

ピコフラクショナルレーザーの2つの特徴

ピコフラクショナルレーザーとは、どのような治療なのかを2つの視点から解説していきます。

①皮膚表面へのダメージが少ない

ピコフラクショナルは、皮膚に与える影響が少ないレーザー治療です。それにより、肌表面へのダメージも少なく表面へのダメージが少ないため赤みなどのダウンタイムも短いという特徴があります。

②ダウンタイムが短い

ダウンタイムがほとんどないので、施術した当日からメイクしてお帰りいただくことができます。
ピコフラクショナル治療に使われるレーザーは、超短時間のピコ秒照射により、照射した部位の熱の拡散を最小限に抑え、痛みやダウンタイムを軽減することができます。

治療方法とダウンタイム

高密度のピコレーザーを照射し、衝撃波により表皮内に微小の空洞を作ります。
その空洞に刺激を受けることで、コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌質改善効果の期待できる治療方法です。

ピコフラクショナルレーザー治療は、肌表面に傷ができないため、かさぶたを作らずに治療をすることが可能です。そのためダウンタイムも2日〜6日程度と非常に短く、翌日からメイクもできます。

おすすめの治療回数・間隔・頻度

ピコフラクショナルレーザー治療は、お肌の変化に敏感な方ですと1回でも十分に効果が期待できます。
しかし、ニキビ跡や毛穴の開きが目立つ場合や、より滑らかなお肌を目指す方には、1〜2か月に1回のペースで、5回の治療を推奨しています。
現在のお肌の状態や理想とする肌質によって、必要な回数が異なるため、カウンセリングや診察時にご相談ください。

ピコフラクショナルレーザーで期待できる5つの効果

ピコフラクショナルレーザー治療を受けることで期待できる効果はおもに5つあります。

・ニキビ跡の改善
・毛穴の開きの改善
・たるみの改善
・肌質改善
・小じわの改善

①ニキビ跡の改善

ピコフラクショナルレーザーは、超短いパルス幅で肌に微小な穴を空け、ダメージを受けた皮膚を再生させます。これにより、ニキビ跡の改善が期待できます。
やや深いニキビ跡が見受けられる状態のお肌であっても、根気強く通院し、ピコフラクショナルレーザー治療を繰り返すことで、新しい皮膚への再生が促進され、肌質改善を図ることができるでしょう。

②毛穴の開きの改善

ピコフラクショナルレーザー治療によって、創傷治癒過程により皮膚の再生能力が活性化され、コラーゲンやエラスチンの増加が促されます。これにより、毛穴の開きの改善効果が見込めます。
当院では鼻の毛穴やニキビ跡が気になる方に向けて、パーツにダイレクトにアプローチできるプランもご用意しており、全顔よりもリーズナブルな価格で治療を受けられます。

初回トライアル ¥22,000(税込)
2回目以降 ¥27,500(税込)
3回セット ¥74,250(税込)
5回セット ¥110,000(税込)

③たるみの改善

フラクショナルレーザー治療により、皮膚の再生とコラーゲン増加によって、肌の弾力性が向上し、たるみの改善が期待されます。
ピコフラクショナルレーザーのエネルギーが深部に届くことで、即時的な引き締め効果が見込めるため、目の下のたるみやほうれい線にアプローチしたい方にもおすすめです。

④肌質改善

ピコフラクショナルレーザー治療は、肌の再生促進効果により、新しい皮膚細胞の生成を促します。これにより、お肌全体の肌質改善の効果があります。
ピコフラクショナルレーザー治療は、肌の再生を促すことでさまざまなお肌のお悩みを改善する効果が期待できます。ただし、個人の肌状態や治療の回数によって効果には差がありますので、クリニックでのカウンセリングを通じて、自分に適した治療プランを相談することが重要です。

⑤小じわの改善

ピコフラクショナルレーザー治療は、下記の小じわに対して効果が期待されます。

小じわ・
たるみ
乾燥ジワ、鼻筋の横ジワ、
目の下のちりめんジワ、目尻のシワ
中じわ・
たるみ
額の横ジワ、目の下のシワ、
マリオネットラインなどの口周りのシワ・たるみ

高密度のピコレーザーによる衝撃波が表皮内に空洞を形成し、その刺激によって真皮内のコラーゲン生成が促され、小じわの改善効果が期待されます。

③ピコフラクショナルのデメリット

ピコフラクショナルは、従来のフラクショナルレーザーと比較すると、肌への負担やダウンタイムが少ないことが特徴ですが、施術直後には、日焼けした後のようなほてり感や、赤み、腫れが生じることがあります。個人差はありますが、施術当日にヒリヒリとした痛みを感じることがある点がピコフラクショナルのデメリットと言えるでしょう。
また、高い出力で照射をした場合には、点状出血が起こる可能性もあります。出力設定の違いだけではなく、お肌の新陳代謝能力に個人差があるため、こうした術後の症状が人によって異なるのです。
ただし、いずれも数時間後には症状が落ち着きます。できる限り保冷材などで冷やして、保湿を心がけてください。
点状出血に関しては、1週間程度続くこともあるので、施術を受ける際にはダウンタイムについてよく確認し、施術後の1週間程度は大切なご予定を控えましょう。

ピコフラクショナルは効果なし?

ネット上で「ピコフラクショナル」と検索にかけると、「効果なし」といったナイーブなワードが目に入ります。
当院の患者様には非常にご満足いただいておりますので、私たちが思う「ピコは良い」という認識に違いがあるようです。そこで、「効果がなかった」という方の感想を伺ったところ、ピコフラクショナルに対して「何を求めていたのか」といった部分に相違があることが分かりました。
ひとくちに「ピコレーザーの施術」といっても、ピコトレーニング・ピコフラクショナル・ピコスポットなどさまざまなモードがあり、それぞれ効果にも大きな違いがあります。
美白やニキビ跡、シミ取りなど目的に応じたモード・施術を選択しなければ、イメージ通りの効果を得られない可能性があるのです。また、効果を実感するまでに必要な回数や、アフターケアなども理解しておかなければ、ご満足いただけない結果となる可能性があります。
当院では、患者様ひとり一人に対して丁寧にヒアリングし、適切な施術を選択して、必要な回数、ケア方法などを事前にご案内しているので、鮮明にイメージしたうえで施術に進むかをご検討いただけます。

ピコフラクショナルをおすすめできない方・注意が必要な方

下記のいずれかに該当する方は、ピコフラクショナルの施術を受けられないことがあります。

・妊娠中・授乳中の方
・日焼け直後の方、日焼けのご予定がある方
・光増感剤(光過敏を起こす可能性の薬品)を服用している方
・抗凝固薬、レチノイド、アキュテインなどを服用している方
・治療部位のヘルペスを繰り返している方
・白斑、肥厚性瘢痕やケロイドとなった傷痕がある方
・原因不明の皮膚病変がある場合
・血液がサラサラになる薬を内服している方
・糖尿病で治療されている方

ご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。また、該当する方は必ず医師に申告しましょう。

ピコフラクショナルレーザーの
施術料金

当院では、全顔と鼻の2種類の料金プランをご用意しております。

料金表

  • ピコフラクショナル(鼻)

    鼻の毛穴やニキビ跡が気になる方に

    初回トライアル
    ¥22,000(税込)
    2回目以降
    ¥27,500(税込)
    3回セット
    ¥74,500(税込)
    5回セット
    ¥110,000(税込)
  • ピコフラクショナル(全顔)

    肌のハリや毛穴が気になる方に

    初回トライアル
    ¥27,280(税込)
    2回目以降
    ¥34,100(税込)
    3回セット
    ¥115,500(税込)
    5回セット
    ¥154,000(税込)
    12回セット
    ¥342,000(税込)

ピコフラクショナルの
よくあるご質問

Q.
ピコフラクショナルは痛みを伴いますか?

A.
ピコフラクショナルは、従来のレーザーよりも短いピコ秒単位のパルス幅で照射されるため、熱の影響が少なく、痛みが軽減されます。
一般的にはゴムでぱちぱちと弾いたような程度の痛みがあります。
痛みが不安な場合は表面麻酔と呼ばれる麻酔クリームをご利用いただけます。

Q.
ピコフラクショナル治療は何回受けると効果が現れますか?

A.
1回目から効果を実感はいただける治療ですが、1~2か月おきに3~5回程度が推奨の頻度・回数とされています。
個人差がございますので、症状と適応についてカウンセリング、診察でご相談させていただきます。

Q.
ピコフラクショナル治療後、メイクはできますか?

A.
ピコフラクショナル照射後も角質のバリア機能が残っていますので、多少の赤みや腫れがあっても、翌日からメイクしていただけます。

Q.
ピコフラクショナル治療のダウンタイムはどのくらいですか?

A.
通常、ピコフラクショナル治療後のダウンタイムは2~6日程度です。
赤みや内出血が起こる場合もありますが、徐々に改善されます。

Q.
ピコフラクショナルレーザーは1回で効果がありますか?

A.
ピコフラクショナルレーザーは、お肌の変化に敏感な方ですと1回で効果を実感できます。しかし、よりなめらかなお肌を実現するためには、1〜2か月ごとの施術を3〜5回繰り返すことを推奨しています。

Q.
ピコフラクショナルとピコトーニングの違いは?

A.
ピコトレーニングは弱い出力のレーザーを肌全体に照射し、しみや肝斑に効果が期待される治療法です。それに対し、ピコフラクショナルは、レーザーを部分的に照射する治療方法でありニキビ跡や毛穴の開き、肌質改善の効果が期待できます。

Q.
ピコレーザーフラクショナルとは何ですか?

A.
ピコレーザーフラクショナルとは、点状に集中したピコレーザーを照射し、皮膚表面を傷つけずに真皮に微小の空胞を作る治療です。その空洞に刺激を与えると皮膚細胞の再生力が活性化し、真皮内のコラーゲンやエラスチンの生成を促進されるため、肌質改善を図ることができます。ピコフラクショナルレーザー治療と呼ばれています。

Q.
ピコフラクショナルとダーマペンは併用できますか?

A.
基本的にピコフラクショナルとダーマペンは併用可能ですが、同じ日に施術することはできません。ダーマペンの施術を受けた後に約1ヶ月ほど間隔を空けてから、ピコフラクショナルを受けることを推奨します。

Q.
ピコフラクショナルでしみや肝斑は改善されますか?

A.
ピコレーザーはメラニン色素を除去できるレーザー治療であるため、メラニン色素が原因で生じた「しみ」や「肝斑」の除去が可能です。ピコフラクショナルは、凹凸肌の改善を図ることを目的とした治療法であるため、しみや肝斑の改善を目指すならピコスポットやピコトーニングを推奨します。

まとめ

ピコフラクショナルは、自身の創傷治癒力を利用してお肌に弾力やハリを与えることで、ニキビ跡や毛穴の開きを目立ちにくくする治療です。従来のレーザー治療よりも痛みやダウンタイムが少ないため、「治療のためにスケジュールを調整することができない」という方からも注目されています。

当院では、患者様一人ひとりに丁寧なカウンセリングや診察を行い、お悩みや求めるもの、ご予算など多角的に分析して適した施術をご提案しています。ご納得いただいてから施術を行なっておりますので、安心してご来院ください。

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Supervising Doctor

監修医師

院長 喜田村 勇大朗

美容医療を通じて美しさを最大限引き出し、皆様を笑顔にすることが私のポリシーです。年齢を重ねることでシワ・たるみなどのエイジングが生じます。

しかし、お一人おひとりによってご状態やライフスタイルは異なります。
画一的な治療ではなく、解剖学に基づいた最適なオーダーメイド・アンチエイジング治療をご提供しております。

形成外科専門医・大学病院医局長として勤務した経験から、エビデンスのあるハイセンス・ハイクオリティな施術をぜひご体感ください。

院長 喜田村 勇大朗

経歴

2016年
高知大学医学部医学科 卒業
2016年
岡山大学病院 聖マリア病院
2017年
岡山大学病院 東京北医療センター
姫路赤十字病院
2018年
東京大学医学部附属病院
形成外科・美容外科(専攻医)
2019年
東京大学医学部附属病院
形成外科・美容外科(特任臨床医)
2020年
埼玉医科大学国際医療センター
(病棟医長・助教)
2021年
埼玉医科大学国際医療センター
(医局長・外来医長・助教)
2022年
埼玉医科大学総合医療センター
(再建外科担当・助教)
2023年
都内美容外科クリニック
(豊胸・ボディ形成専門医)
2024年
MYビューティクリニック 院長

資格等

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