美容コラム

スキンケア 2022.11.8

乾燥する冬に、保湿ケアで肌トラブルのない美肌へ

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こんにちは。MYビューティクリニックです。

今回は、冬になり乾燥に悩む方も増えると思われますので、保湿ケアについて取り上げさせていただきます。

 

なぜ保湿は大切なの?

肌トラブルの大きな原因は『乾燥』と言われています。

乾燥すると肌がどのような状態になってしまうのか、みていきましょう。

 

乾燥する4つの原因

 ①空気の乾燥

   秋から冬にかけて湿度が低くく、カラッとしている時期にはお肌からも水分が奪われるため、乾燥します。

  また、外気の状態に関わらずクーラーや暖房を使用している場合にも湿度が落ち、肌が乾燥します。

 ②紫外線

   肌の表面にはうるおいによる保護膜があります。紫外線にはこの保護膜を酸化させる作用があり、保護膜が傷つくことで肌の水分が蒸発しやすくなります。また、紫外線から身を守ろうとして角質が厚くなり、水分を蓄えにくい状態になってしまうのです。   

 ④肌を傷つける洗顔方法

   洗顔方法をまちがえてしまうと肌を乾燥させてしまう危険性が高まります。

   ・洗顔料をしっかり泡立てないまま顔につけてしまう

   ・ごしごし擦るように洗う

   ・高い温度のお湯で洗い、肌にとって必要な油分まで奪ってしまう 

   ・洗顔の回数が多すぎる

 

 

乾燥するとどんな肌になるの?

肌の乾燥により、肌バリア機能を失った肌に起こりやすいトラブルには、次のようなものがあります。

  ・見た目がカサカサし、粉を吹くこともある

  ・さまざまな刺激に対して過敏(敏感肌)になってしまう

  ・炎症によるかゆみや痛みを引き起こしやすくなる

  ・古い角質をうまく排出できなくなり、毛穴の炎症やニキビ、吹き出物などをつくる原因となる

  ・化粧のりが悪くなる

 

お肌のバリア機能

肌には肌を守る天然バリア機能があります。

健康な肌では、表面にある「角質層」がたっぷりと水分を蓄えて、角質層自らがバリアの役割をしています。

この角質層にある、細胞と細胞の間に満ちている水分を「NMF:天然保湿因子」と言います。そして天然保湿因子を角質層に留める役割をしているのが「細胞間脂質」であり、肌バリアは、肌細胞、天然保湿因子、細胞間脂質の3つの成分で構成されています。肌バリアは、適度な水分と油分のバランスにより成り立っており、乾燥でこれらのバランスが崩れることで、肌を守る機能を失ってしまいます。

 

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1.保湿剤が果たす役割

保湿剤(化粧水、乳液、美容液など)はどのような働きをしているのでしょうか?

肌は潤う機能を持っていますが、不足している場合は保湿剤などで補う必要があります。

<役割>

 1.角質層に浸透し、水分を補う

 2.固くなってしまった角質に染み込み、柔らかさを保つ

 3.肌表面を覆い、水分が蒸発するのを防ぐ        などが主な働きです。

 

2.各保湿剤の役割

・化粧水:肌へ水分をたっぷり補給

化粧水の主成分は水ですが、化粧水には肌表面に不足した水分を補う機能があります。

必要な水分で角質層を満たすことに肌のタイプは関係なく、「化粧水はたっぷり使う」ことが大切です。

 

・乳液:うるおいを保ちお肌を柔らかくする

乳液の主な成分は、水分と油分、これらを混合させるための界面活性剤(乳化剤)で成り立っています。

製品の中には細胞間脂質のひとつである「セラミド」が含まれているものもあります。乳液は化粧水よりも油分が多く配合されており、水分が蒸発しにくく、保水力も高いのです。うるおいを長時間保ち続けることで、お肌は弾力性があがり、柔らかくなります。

脂性肌の方は、特に皮脂の分泌が多い部位は塗る量を減らしたり、塗った後にティッシュで抑えて油分を吸い取るなどの方法で調整することが大切です。乾燥肌の方は、この後にクリームやジェルなど保湿剤を使用するのもおすすめです。

 

・保湿クリーム:ふたをして乾燥を防ぐ

 保湿クリームは、多くの油分と保湿効果の高い美容成分が含まれています。グリセリン、ヒアルロン酸、アミノ酸、コラーゲン、セラミドなどの配合濃度が高く、肌にとっての栄養価が高いものです。特に敏感肌の方は、敏感肌に対応したタイプや、薬用成分配合のものなども探してみましょう。

 

正しい保湿ケアのポイントをご紹介します!

 

・保湿ケアのポイント

 ★洗顔の注意点

 ・メイクはクレンジング剤を利用し、短時間で落とす。

 ・洗顔のお湯の温度はぬるめに。32~34度程度が適温とされています。

 ・洗顔料の泡はよく泡立てた状態で肌につけ、ゴシゴシこすらない。

 ・石鹸が顔に残らないよう、すすぎは丁寧に行う。

 

 ★保湿をする上での注意点

 ・洗顔後できるだけ早く化粧水をつけましょう。洗顔後のお肌はうるおいを失い、デリケートな状態になっています。

 ・基本は化粧水、乳液、クリーム。美容液は種類によって使用するタイミングが異なるので、使用方法を確認しましょう。

 ・化粧水と乳液は、べたつきがひどくならない程度にたっぷりと使用することが基本です。クリームはポイント使いで使用することをおすすめします。

 ・塗っても肌がつっぱるという場合には、量を増やすか、重ね付けをしましょう。

 ・Tゾーンについては様子を見ながら使う量を加減することがポイントとなります。

 

 ★季節によってもスキンケアは変わってきます

  同じ人の肌でも、季節によって乾燥の度合いは異なってくるため、季節に合わせた保湿ケアをすることが大切です。秋冬は特に乾燥するので、保湿効果の高い基礎化粧品を使用しましょう。また、普段使っているものにクリームや美容液をプラスするなどしてうるおいを補うのもおすすめです。乾燥しないと思われる春夏にも注意が必要となりますので、季節に合わせたスキンケアを心がけましょう。

・春先でも紫外線量は多いので、紫外線対策(UVカット)をしなければ乾燥が進行するおそれがあります。

 (当院では様々な種類の日やけ止めクリームを取り揃えております。)

・夏はクーラーの使用で湿度が低くなっていることが多く、乾燥対策が必要な場合が多い

 

 ★気になる加齢への保湿ケア

  加齢が原因で肌が乾燥する場合、保湿ケアは1年中必要です。乾燥すると1回あたりのターンオーバーの周期が長くなるので、古い角質が滞りやすくなり、角質が分厚くなるため、肌が固くなっていきます。なるべく保湿効果の高い基礎化粧品を継続して利用するようにしましょう。

肌荒れのお悩みがある方は、一度普段の生活を振り返ってみることも大切です。ストレスや食生活の乱れ、睡眠不足などが重なると、肌の回復も遅くなります。30代を過ぎたらスキンケアだけでなく「ストレスの少ない生活をする」ということが非常に重要です。 

しっかりと保湿をすることは、様々な肌トラブルを回避することに繋がります。乾燥をそんなに気にしていない場合にも、肌へのダメージを蓄積させないよう、丁寧なケアを継続していきましょう。

 

★当院でも購入可能な保湿クリーム

乾燥肌の方には保湿力の高い「WiQoクリーム」がおすすめです。

また、保湿だけでなく同時に炎症を抑えてくれる作用もある「リペアBクリーム」や「セベリア」も取り扱っております。

詳しくは、当院までお気軽にご連絡ください!

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Supervising Doctor

監修医師

院長 喜田村 勇大朗

美容医療を通じて美しさを最大限引き出し、皆様を笑顔にすることが私のポリシーです。年齢を重ねることでシワ・たるみなどのエイジングが生じます。

しかし、お一人おひとりによってご状態やライフスタイルは異なります。
画一的な治療ではなく、解剖学に基づいた最適なオーダーメイド・アンチエイジング治療をご提供しております。

形成外科専門医・大学病院医局長として勤務した経験から、エビデンスのあるハイセンス・ハイクオリティな施術をぜひご体感ください。

院長 喜田村 勇大朗

経歴

2016年
高知大学医学部医学科 卒業
2016年
岡山大学病院 聖マリア病院
2017年
岡山大学病院 東京北医療センター
姫路赤十字病院
2018年
東京大学医学部附属病院
形成外科・美容外科(専攻医)
2019年
東京大学医学部附属病院
形成外科・美容外科(特任臨床医)
2020年
埼玉医科大学国際医療センター
(病棟医長・助教)
2021年
埼玉医科大学国際医療センター
(医局長・外来医長・助教)
2022年
埼玉医科大学総合医療センター
(再建外科担当・助教)
2023年
都内美容外科クリニック
(豊胸・ボディ形成専門医)
2024年
MYビューティクリニック 院長

資格等

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