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美肌治療 2024.11.6

赤みのあるニキビ跡の原因と治療方法!消す方法や治らないときの対処法も解説

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この記事では、赤みのあるニキビ跡ができる原因と治療方法について解説します。併せて、赤みを帯びたニキビ跡が治らないときの対処法もまとめました。

 

美容医療クリニックでのレーザー治療や自宅でできるセルフケア、化粧水やパックでのケア、市販薬などさまざまなアプローチ方法をご紹介するため、お肌の状態やお悩みに合う対処法を見つけられるでしょう。赤みのあるニキビ跡を消す方法が分からず悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

赤みのあるニキビ跡の原因

赤みのあるニキビ跡の原因

ニキビ跡が赤みを帯びる原因は、ターンオーバーの乱れによって皮膚の修復が正常に行われないことが挙げられます。

そもそもニキビ跡の赤みとは、ニキビの炎症によって受けたダメージを修復するために修復箇所に毛細血管が集中(増殖)している状態です。

皮膚の修復がスムーズに行われると、ニキビ跡が自然と消失します。しかし、皮膚の修復が正常に行われない場合、ニキビによって発生した赤みが皮膚に残ってしまうことがあります。

たとえば、免疫機能やバリア機能が低下していたり、ターンオーバーが乱れたりすると、皮膚の修復が正常に行われません。

自然治癒の過程でまた新たなニキビができてしまい、炎症を繰り返すことで皮膚修復が行われないケースもあります。

このように、正常に皮膚修復が行われず、肌に赤みが残ってしまった場合は、自然治癒が難しいため、赤みを消すために美容皮膚科やクリニックで治療を受けることを検討した方が良いでしょう。

出典:尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023

赤みのあるニキビ跡を消す方法・治し方

赤みのあるニキビ跡は、お肌の内部で発生している炎症を鎮めて、肌のターンオーバーを繰り返すことで自然と消失する傾向にあります。

ニキビの炎症を抑えるために、「抗炎症成分」や「抗菌成分」が含まれた薬やスキンケアアイテム、洗顔料などを使用しましょう。また、色素沈着にならないように、紫外線対策を徹底することが大切です。

日常生活では、洗顔のときにゴシゴシと擦らずに丁寧に優しく汚れを落としましょう。炎症を起こしている状態で強い刺激を受けると、シミになったり、クレーター状の凹凸ができたりするので注意が必要です。

なお、早く赤みのあるニキビ跡を消すためには、肌のターンオーバーを促すことが重要であるため、生活習慣の見直しを検討してみてください。具体的には、「栄養バランスの整った食事を摂る」「睡眠の質を高める」「適度に運動をしてストレスを溜め込まない」ことが大切です。

ニキビ跡の消失には、半年〜1年ほどかかるといわれているため、根気強く向き合う必要があります。時間が経ってもニキビ跡が消えない場合や、なるべく早く改善したい場合は、医療機関での治療を検討しましょう。

ニキビ跡の赤みを改善するためのセルフケア

ニキビ跡の赤みが長引く場合は、内服薬や外用薬、美容クリニックでの施術などで適切な治療を進めることが大切です。しかし、ニキビ跡の赤みが軽度であれば、セルフケアで肌のターンオーバーを促進することで改善される可能性があります。

具体的には、「生活習慣を整える」「食事やサプリで肌の回復力を高める」などが挙げられます。皮下組織の回復を早める「ビタミンE」や肌の新代謝を促進する「ビタミンC」などを食事やサプリメント、あるいは化粧水、パックなどで積極的に摂るようにしましょう。

また、「紫外線対策」や「乾燥を防ぐ」といった基本的なスキンケアを徹底することで、赤みを帯びたニキビ跡の改善につながります。

赤みのあるニキビ跡を消すための
治療方法

医療機関で赤みのあるニキビ跡を治療していく方法は、「内服薬や外用薬による治療」「美容医療機器を用いた治療」の2つにわけられます。それぞれ詳しく解説するので、ニキビ跡の状態やご自身のご希望に合わせてご検討ください。

内服薬や外用薬による治療

できるだけ早く炎症を抑えるために、内服薬や外用薬での治療を検討しましょう。

成分
内服薬 ・トラネキサム酸
・L-システイン
・アスコルビン酸
・ビタミンE
外用薬
  • ・ビタミンC誘導体(ターンオーバーの正常化、色素沈着の改善)
  • ・ヘパリン類似物質(血行促進作用、抗炎症作用)
  • ・ハイドロキノン(メラニン色素を抑制)
  • ・過酸化ベンゾイル(抗菌作用)

ニキビ跡の赤みは、炎症が原因であるため炎症を抑える効果が期待できる「ビタミンC」や「L-システイン」がおすすめです。また、皮膚のターンオーバーを促すビタミンEを服用することで、ニキビ跡の改善効果が期待できるでしょう。

ニキビ跡が赤みを帯びているだけの状態と、クレーター状や色素沈着が見られる場合では、選択するべき成分が異なります。肌に最適な成分の内服薬または外用薬を選ぶために、皮膚科やクリニックを受診し、専門医に相談をしましょう。

美容医療機器を用いた治療

「赤みのあるニキビ跡を早く消したい」「ニキビ跡を治療して美肌になりたい」という方には、美容医療機器を用いた治療を受けましょう。

ターンオーバーを促す「エリシスセンス」は、ニキビ跡の赤みに最適な治療法だといえます。エリシスセンスは、髪の毛より細い針(マイクロニードル)を皮膚に挿入し、高周波エネルギーを照射することによって創傷治癒の力を引き上げ、美肌へと導くことが可能です。

コラーゲンやエラスチンが生成され、ニキビ跡や毛穴の開きへの改善効果が見込めます。

薬剤を皮膚の内部に直接浸透させられるため、ニキビの炎症を抑えたり、肌の凹凸を改善したりする効果も期待できるでしょう。

エリシスセンスの施術時間は90分程度と短く、痛みやダウンタイムも比較的抑えられています。はじめて美容クリニックで治療を受ける方にもおすすめの治療法です。

赤みのあるニキビ跡を作らない
予防方法

赤みのあるニキビ跡の原因

赤みのあるニキビ跡は、保湿ケアや紫外線対策などで予防することができます。

ここでは、赤みのあるニキビ跡を作らない予防方法について解説するので、ぜひ取り入れてみてください。

・保湿ケアを行う
・定期的に角質ケアを行う
・紫外線対策をする
・バランスの良い食事を心がける
・しっかりと睡眠を取る

保湿ケアを行う

肌が乾燥すると皮膚のバリア機能が低下し、紫外線や擦れなどの外部刺激を受けやすい状態になります。

すでにニキビの炎症によるダメージを受けている部分が乾燥すると、肌の回復が遅れる要因となるでしょう。肌の乾燥は、ターンオーバーの乱れも引き起こすため、ニキビやニキビ跡などの肌トラブルの治りが遅くなります。

高保湿成分が含まれた化粧水や乳液、美容液などを使用し、適度に油分を補うようにしましょう。スキンケアアイテムを購入する際には、下記の成分が配合されたものを選んでみてください。

高保湿成分 詳細
セラミド 肌への浸透性が高く、水分の蒸発を防ぎ、肌を外部刺激から守る
ヒアルロン酸 低湿度でも保湿効果を発揮できる
お肌の水分量を保ち、肌の細胞の弾力性を維持するのに役立つ
コラーゲン 潤いのある肌へと整える

出典:高保湿スキンケア製剤の処方設計の考え方*

定期的に角質ケアを行う

赤みを帯びたニキビ跡を予防するために、角質ケアを定期的に行いましょう。古い角質が皮膚内部に残ったままだと、肌のターンオーバーが乱れるだけではなく、毛穴詰まりを起こし、新たなニキビができやすくなります。

肌細胞が生まれ変わるサイクルが乱れてしまい、ニキビの炎症が重症化しやすくなるでしょう。赤みのあるニキビ跡から、色素沈着やクレーター、ケロイド状へと進行してしまう恐れがあるので注意が必要です。

スクラブや強いピーリング剤を使用した角質ケアでは、却って肌に負担をかけるので、塗るタイプの角質美容水などの刺激の少ない角質ケアアイテムを選びましょう。また、角質ケアをした後には、必ず保湿ケアも行い、肌へのダメージを防いでください。

角質ケアは美容クリニックでも実施可能です。
代表的なものとしては、サリチル酸ピーリングやハイドラジェントルがございます。

紫外線対策をする

紫外線は、メラニン色素の生成を促すため、シミや色素沈着を引き起こす可能性があります。また紫外線は、肌へのダメージが強いため、ニキビの炎症を起こしている部分に浴びると刺激が加わり、悪化する可能性があります。

紫外線は日差しの強さに関係なく、年中出ているので季節を問わず日焼け止めや日傘、帽子などで対策しましょう。

紫外線対策は、ニキビの悪化を防ぐことに加え、ニキビ跡の対策にもつながります。

バランスの良い食事を心がける

赤みを帯びたニキビ跡を治すには、身体の内側からのケアも大切です。偏った食生活を送っていると、肌のターンオーバーが乱れて、ニキビができやすくなったり、ニキビ跡がなかなか治りにくくなったりします。

甘いものや油ものをなるべく控えるようにして、栄養バランスの良い食事を心がけてみてください。ニキビ跡の改善に役立つ栄養素と豊富に含まれている食材を下記にまとめたので、積極的に摂るようにしましょう。

栄養素 働き 豊富に含まれている食材
タンパク質 肌、血液、筋肉、骨などの体を構成する細胞をつくる 肉(鶏のむね肉・ささ身、牛や豚のヒレ肉・もも肉など)
魚(サバ、アジ、イワシなど)

大豆、大豆製品
乳製品
必須脂肪酸 肌の乾燥を防ぐ 肉(牛ロース、豚ロース、鶏皮など)
魚(ウナギ、サンマなど脂の多いもの)
植物油(ヒマワリ油、エゴマ油、オリーブ油など)
種実類(マカダミアナッツ、松の実、クルミ、ゴマなど)
食物繊維 腸内環境を整え、ニキビの原因につながる便秘を防ぐ 穀類(雑穀米、全粒パン、蕎麦)
いも類(こんにゃく、サツマイモ)
豆類(納豆、おから、いんげん豆、小豆)
野菜類(大根、カボチャ、ゴボウ、ブロッコリー、モロヘイヤ)
きのこ類(しいたけ)
藻類(ひじき)
ビタミンB群 皮膚や粘膜を健康に保つ レバー
ウナギ、カツオ、マグロ

牛乳
納豆
乳製品
ビタミンC コラーゲンを生成し、メラニンの生成を抑える 果物(アセロラ、キウイ、柑橘類、柿、マンゴー、イチゴなど)
野菜(パプリカ、ブロッコリー、芽キャベツ、ピーマン、豆苗、ゴーヤーなど)
ビタミンA 皮膚や粘膜を健康に保つ レバー
卵(卵黄)
緑黄色野菜(ニンジン、ホウレンソウ、カボチャなど)
ビタミンE 脂質の酸化を防いだり、血行を促す アーモンド
植物油(ヒマワリ油、菜種油など)
アボカド

出典:「日本人の食事摂取基準(2025 年版)」 策定検討会報告書

しっかりと睡眠を取る

睡眠時間が不足している場合、成長ホルモンが分泌されにくくなり、肌のターンオーバーの乱れにつながります。

肌のターンオーバーが乱れると、皮膚に古い角質が残ったり、ダメージを修復しにくくなったりといった悪影響を及ぼします。十分な睡眠時間を確保できていても、良質な睡眠がとれていない場合は、ターンオーバーの乱れが起こるため、睡眠の質の改善を図りましょう。

たとえば、就寝の2〜3時間前に入浴を済ませたり、週に2〜3回ほど運動をして肉体的な疲労感を得たり、スムーズに寝付けるように入眠導入音楽を利用するなどさまざまな方法があります。

寝つきが悪い方や眠りが浅い方、朝スッキリと目覚められない方は、睡眠の質の向上に向けてさまざまな方法にチャレンジして、自分に合うものを見つけてみてください。

1年経っても消えないニキビ跡の赤みは治る?

1年以上経過しているのに消えない”赤みのあるニキビ跡”にお悩みの方も多いのではないでしょうか。赤みのあるニキビ跡は、通常3〜6ヶ月ほどで目立ちにくくなり、1年ほどで消える傾向があります。

しかし、炎症後色素沈着や毛細血管の拡張を起こしている場合は、1年以上赤みが消えないことがあります。

長期間続くニキビの赤みを治すには、美容皮膚科や医療機関で適切な治療を受けた方が良いでしょう。内服療法やレーザー治療を行い、肌の再生力を高めて、ニキビ跡の根本的な改善を図ることを推奨します。

赤みのあるニキビ跡ができやすい場所・部位

赤みのあるニキビ跡ができやすい場所は、皮脂が多いTゾーン(おでこ・眉間・鼻周辺)や摩擦、刺激を受けやすいフェイスラインなどです。赤みのあるニキビ跡ができやすい場所・部位と、その理由について以下にまとめました。

部位 詳細
  • ・皮膚が比較的薄く、毛細血管が多いため、炎症後の赤みが残りやすい
  • ・マスクの摩擦や、枕との接触で刺激を受けやすい
額(おでこ)
  • ・皮脂分泌が多く、前髪が触れることで炎症が長引きやすい
  • ・ニキビを触る癖があると、悪化して跡が残りやすい
鼻周り(小鼻)
  • ・皮脂腺が多く、ニキビができやすい部位
  • ・皮膚が薄いため、炎症後の赤みが長引くことがある
顎・フェイスライン
  • ・ホルモンバランスの影響を受けやすく、大人ニキビができやすい部位
  • ・手で触る頻度が高く、摩擦が加わることで赤みが残りやすい
背中やデコルテ
  • ・服との摩擦やシャンプー・トリートメントの刺激で悪化しやすい
    ・赤みが長引くことがあり、色素沈着へと進行しやすい

赤みのあるニキビは、場所(部位)によって原因や対処法がそれぞれ異なります。適切なケアを行い、ニキビができないように早めに対策を講じましょう。

「赤みのあるニキビ跡」になってしまうニキビの特徴

「炎症の強いニキビ」や「刺激を受けやすい状態のニキビ」は、赤みのあるニキビ跡として現れやすい特徴があります。とくに以下のタイプのニキビは赤みを帯びたニキビ跡として残りやすくなります。

ニキビの種類 詳細
炎症性ニキビ
(赤ニキビや黄ニキビ)
  • ・皮脂やアクネ菌の影響で炎症が起こり、毛細血管が拡張している状態
  • ・炎症が強いと血管が破壊され、長く赤みが残る
  • ・ニキビが膿んでしまうと、炎症がさらに悪化しやすく、治った後も赤みが消えにくい
触ったり潰したりしたニキビ
  • ・無理に潰すと 毛細血管が破壊されて赤みが長引く
  • ・指で触ることで 雑菌が入り、炎症が悪化 しやすい
  • ・強く潰すと真皮層までダメージが及び、色素沈着やクレーターの原因になる可能性がある
皮脂分泌が多い場所のニキビ
  • ・頬・鼻周り・おでこ・顎など、皮脂腺が活発な部分 はニキビができやすく、炎症も長引きやすい
  • ・皮脂が多いとアクネ菌が増殖しやすく赤みを引き起こす
摩擦や刺激を受けたニキビ
  • ・マスクや枕カバー、メガネのフレームが当たる場所は物理的な刺激で炎症が悪化しやすい
  • ・クレンジングや洗顔でゴシゴシこすりすぎると、ニキビが刺激を受けて赤みが増す場合がある
治りにくい慢性ニキビ
  • ・同じ場所に繰り返しできるニキビは毛細血管が拡張し、赤みが定着しやすい
  • ・治ったと思っても再発しやすく、赤みが残る場合がある

ニキビの段階で早めに適切なケアを行うことで、ニキビ跡として残るのを防げます。赤みを長引かせないためにも炎症が起こったら早めに鎮静(抗炎症成分・ビタミンC誘導体のスキンケアを活用)し、悪化を防ぎましょう。

赤みのあるニキビ跡が治らないときの対処法

赤みのあるニキビ跡が治らないときには、スキンケアや生活習慣の見直し、医療的アプローチの3つの側面から対策を考えることが大切です。

項目 対策 効果
スキンケア 抗炎症成分を含むスキンケアアイテムを使用 グリチルリチン酸・ツボクサエキスで炎症を鎮める
ビタミンC誘導体を摂取して血行促進 血流を促し、赤みを早く消す
保湿を徹底して肌のバリア機能を高める 肌のバリア機能を高め、炎症を防ぐ
生活習慣の見直し ストレスをためない(運動・法リラックスを取り入れる) ストレスによるホルモンバランスの乱れを防ぐ
バランスの取れた食事意識(ビタミンC・Eなどを摂る) 肌の回復を促進
十分な睡眠をとる(6~8時間) 成長ホルモンの分泌を促し、肌の修復をサポート
医療的アプローチ 外用薬(ハイドロキノン・トレチノインなど) 肌のターンオーバーを促進し、赤みを早く消す
内服薬(トラネキサム酸・ビタミンC・Eなど) 抗炎症作用により炎症を抑えられる
レーザー治療(エリシスセンス、ダーマペン4など) 創傷治癒力によって炎症の抑え、赤みを改善

赤みが長引く場合は、早めに医療機関を受診して専門医に相談しましょう。日常のケアと医療的アプローチを組み合わせて、ニキビ跡の赤みを改善していくことが大切です。

出典:ツボクサエキス処方における活性成分の安定性 | 文献情報

出典:厚生労働省eJIM | ビタミンC[サプリメント・ビタミン・ミネラル – 一般]

赤みのあるニキビ跡を消す市販薬

赤みのあるニキビ跡を消すために、市販薬を使用するのも良いでしょう。とくに炎症を抑え、肌のターンオーバーを促す成分が配合されている市販薬を選ぶと、赤みのあるニキビ跡の改善効果が期待できます。

主な成分 効果
ヘパリン類似物質
ビタミンC誘導体
グリチルリチン酸ジカリウム
肌のターンオーバー促進
炎症抑制
保湿効果
ヘパリン類似物質 肌の保湿
血行促進
肌荒れ改善
ヘパリン類似物質
グリチルリチン酸ジカリウム
保湿効果
抗炎症作用
L-システイン
ビタミンC
メラニン生成抑制
肌のターンオーバー促進

これらの成分が配合された市販薬は、ニキビ跡の赤みや色素沈着の改善をサポートします。市販薬を使用しても症状が改善しない場合は、専門医に相談することをおすすめします。

赤みのあるニキビ跡を消すレーザー治療

「市販薬ではなかなか赤みが消えない」「早く赤みのあるニキビ跡を治したい」という方にはレーザー治療がおすすめです。

レーザー治療にはさまざまな種類がありますが、「エリシスセンス」は赤みを帯びたニキビ跡の改善効果が期待できるためおすすめです。エリシスセンスは、「細い針(マイクロニードル)」と「高周波エネルギー(RF)」を組み合わせた最新の美容医療機器です。

マイクロニードルを皮膚に挿入し、針先から高周波エネルギーを照射することで、創傷治癒力を高めてターンオーバーを正常化させます。皮膚の内部に微細な傷を加えることで、肌本来が持つ修復力を高め、ニキビ跡の赤みを改善する効果が期待できます。

エリシスセンス

赤みのあるニキビ跡を消す化粧水やパックの成分

赤みのあるニキビ跡がなかなか消えない場合は、以下の成分が配合された化粧水やフェイスパックを取り入れてみてください。

成分 効果
グリチルリチン酸ジカリウム 炎症を鎮める
ツボクサエキス(CICA) 傷の修復、赤み鎮静
アラントイン 肌向けの炎症抑制
ビタミンK誘導体 毛細血管の修復
ビタミンE 血行促進、抗酸化
ビタミンC誘導体 メラニン抑制、血流改善
ナイアシンアミド バリア機能の向上、抗炎症作用
セラミド バリア機能の向上
ヒアルロン酸 保湿

炎症がある場合は、「グリチルリチン酸ジカリウム」や「ツボクサエキス(CICA)」が配合された製品を使うと、炎症を鎮め、赤みを改善してくれます。

炎症ではなく、血行不良によって赤みが残っている場合は、「ビタミンK誘導体」配合の製品が適しています。ターンオーバーの促進を目的としている方は、「ビタミンC誘導体」「ビタミンE」配合の製品を選択すると良いでしょう。

ただし、赤みが長引く場合は、化粧水やフェイスパックだけでなく、専門医に相談をして適切な治療を受けた方が良いでしょう。

出典:【先端C】抗SARS-CoV-2活性を有する新規ビタミンK誘導体の探索 | トピックス | 国立大学法人 鹿児島大学~進取の気風にあふれる総合大学~

出典:ナイアシンアミドのコラーゲン産生及び関連効果に関する文献調査

ニキビ跡の赤みに効果的なサプリメント

ニキビ跡の赤み改善には、ビタミンCやビタミンE、L-システインなどが配合されたサプリメントをおすすめします。ニキビ跡の赤みに効果的なサプリメント成分一覧を以下にまとめました。

成分 効果
ビタミンC ・抗酸化作用で炎症を抑え、メラニン生成を抑制
・コラーゲン生成を促進し、肌の修復をサポート
ビタミンB群(B2・B6) ・皮脂分泌をコントロールし、ターンオーバーを促進
 ・ニキビの予防とニキビ跡の改善効果が見込める
ビタミンE ・血行を促進し、肌の新陳代謝を促す
・抗酸化作用で肌をストレスから守る
大豆イソフラボン ・ホルモンバランスを整え、肌の調子を安定させる
・コラーゲン生成を促進し、ニキビ跡を修復
亜鉛 ・皮脂分泌を抑制し、肌のターンオーバーを促進
・新しい肌の生成をサポート

MYビューティクリニックでは、オンラインもしくは対面でのカウンセリング、診察を受けるとドクターズコスメをご購入いただけます。ビタミン高配合のサプリメントもご提供しているため、ニキビ跡の赤みを改善したい方はぜひ専門医にご相談ください。

赤みのあるニキビ跡にはレチノールが効果的?

レチノール は、ビタミンA誘導体の一種であり、赤みのあるニキビ跡の改善効果が期待できます。レチノール には、ターンオーバーを促進させて肌の再生力を高めるため、ニキビ跡の赤みが早く薄くなる可能性があります。さらに、コラーゲン生成を促し、ダメージを受けた毛細血管の回復を早めるため、血管の影響で赤みを帯びている場合は改善効果が見込めます。

ただし、レチノール は刺激が強い成分であるため、炎症が残っている患部に使用するとかえって悪化する恐れがあります。刺激に弱い方や敏感肌の方は使用を避けて、医療機関で最適な薬剤を処方してもらいましょう。

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赤みのあるニキビ跡に
関連する質問

ここでは、赤みのあるニキビ跡に関連するよくある質問に対してQ&A形式で回答します。気になる項目があればぜひチェックしてみてください。

Q.
赤くなったニキビ跡はどうやって治す?
A.

赤くなったニキビ跡は、ターンオーバーによって自然と消えていきます。一般的には、3〜4ヶ月ほどで赤みが目立たなくなり、半年〜1年ほどの期間をかけて消失します。

しかし、皮膚の内部で炎症を起こしていたり、ターンオーバーが乱れていたりすると、治りが遅くなるでしょう。少しでも早く赤いニキビ跡を治したい方は、医療機関で内服薬や外用薬を処方してもらう、あるいは、美容クリニックで医療機器を用いた施術を受けるなどの治療を進めましょう。

Q.
ニキビ跡の赤みは自然に消えますか?
A.

ニキビ跡の赤みは、半年〜1年ほどで自然に消えます。ニキビ跡の症状の中でも、比較的軽度であるため、自然治癒が見込めます。

一方で、クレーターのように肌に凹みができていたり、赤く腫れあがっていたりする場合は、自然に消える可能性が低いです。

美容クリニックを受診して、医療機器による適切な治療を受けましょう。

Q.
ニキビ跡の赤みが治らない原因は?
A.

ニキビ跡の赤みが引かない場合、皮膚の内部で炎症を起こしている可能性があります。

炎症によってダメージを受けた細胞を修復するために血管が拡張しているため、肌の表面が赤く見えます。修復が完了すれば血管の拡張がおさまり、赤みが軽減されるでしょう。

Q.
ポテンツァの赤みがなかなか消えない場合の対処法は?
A.
ポテンツァの施術後に生じた赤みがなかなか消失しない場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。とくに、1週間以上経っても症状が落ち着かない方や、症状が悪化している方は早めにご相談ください。

Q.
赤みのあるニキビ跡を1日で消す方法とは?
A.

赤みのあるニキビ跡を1日で消すことはできません。赤みのあるニキビ跡を治すのには、半年〜1年ほどかかるといわれています。

しかし、エリシスセンスのような美肌治療を受けると、治りを早めることができるので少しでも早くニキビ跡を改善したい方は検討してみてください。

Q.
赤みのあるニキビ跡はビタミンCを摂ると治る?
A.

ビタミンCには抗酸化作用があるため、ニキビ跡の赤みを軽減する効果が期待できます。

肌にダメージを与える活性酸素を中和し、ニキビの炎症を抑えたり、赤みを改善したりするので積極的に摂取しましょう。ビタミンCは、食事やサプリメント、化粧品などで気軽に摂取できます。中でもエリシスセンスという美肌治療を受けると、皮膚の内部に直接ビタミンCを浸透させることができるので、より早い段階での改善が見込めます。

Q.
赤みのあるニキビ跡が1年経っても治らない原因は?
A.
赤みのあるニキビ跡は、通常3〜4か月ほどで目立ちにくくなり、半年〜1年で消失する傾向にあります。しかし、1年以上経っても治らない場合は、炎症後色素沈着や毛細血管の拡張が起きている可能性があります。症状の悪化を防ぐために、美容医療クリニックや美容皮膚科を受診して、適切な治療を受けましょう。

Q.
ポテンツァはニキビ跡の赤みを消すことができる?
A.

ポテンツァは、血管新生の抑制作用によって肌の赤みを抑えることができます。

しかし、ポテンツァの次世代機器と呼ばれる「エリシスセンス」の方が、ニキビ跡の治療に適しています。エリシスセンスは、皮膚の真皮層にマイクロニードルを挿入し、高周波エネルギー(RF)を照射することで、コラーゲン再生を促進して肌質改善が見込める治療です。創傷治癒の力がはたらき、ニキビ跡や毛穴の開き、小ジワ、たるみなど様々な肌悩みにアプローチできます。

Q.
レチノールはニキビ跡に効果がある?
A.

レチノールは、肌のターンオーバーを正常化させて、コラーゲンの生成を促すため、ニキビ跡の改善に効果が期待できます。

また、古い角質が溜まりにくくなり、皮脂の排出がスムーズになるため、ニキビの発生を抑制する効果も見込めます。

まとめ

赤みを帯びたニキビ跡は、比較的軽度ですので半年〜1年ほどで自然に消える傾向にあります。

ただし、ターンオーバーが乱れていたり、炎症のある患部に刺激を加えたりすると、重症化し、治りにくくなるので注意が必要です。食事や運動、睡眠などによって肌のターンオーバーを促し、正しいスキンケア方法を押さえることが大切です。炎症の悪化を防ぐためには、医療機関を受診し、内服薬や外用薬での治療を進めましょう。

最新の美肌治療である「エリシスセンス」は、お肌のターンオーバーを整え、赤みを帯びたニキビ跡の改善効果が期待できます。「ニキビ跡を早く治したい」「美肌になりたい」という方は、エリシスセンスの施術を受けて、理想の肌を手に入れましょう。

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Supervising Doctor

監修医師

医師 喜田村 勇大朗

美容医療を通じて美しさを最大限引き出し、皆様を笑顔にすることが私のポリシーです。年齢を重ねることでシワ・たるみなどのエイジングが生じます。

しかし、お一人おひとりによってご状態やライフスタイルは異なります。
画一的な治療ではなく、解剖学に基づいた最適なオーダーメイド・アンチエイジング治療をご提供しております。

形成外科専門医・大学病院医局長として勤務した経験から、エビデンスのあるハイセンス・ハイクオリティな施術をぜひご体感ください。

医師 喜田村 勇大朗

経歴

2016年
高知大学医学部医学科 卒業
2016年
岡山大学病院 聖マリア病院
2017年
岡山大学病院 東京北医療センター
姫路赤十字病院
2018年
東京大学医学部附属病院
形成外科・美容外科(専攻医)
2019年
東京大学医学部附属病院
形成外科・美容外科(特任臨床医)
2020年
埼玉医科大学国際医療センター
(病棟医長・助教)
2021年
埼玉医科大学国際医療センター
(医局長・外来医長・助教)
2022年
埼玉医科大学総合医療センター
(再建外科担当・助教)
2023年
都内美容外科クリニック
(豊胸・ボディ形成専門医)
2024年
MYビューティクリニック 院長

資格等

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